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大人になった時、思い出すだけでワクワクするような放課後を
2024.04.15えひめ放課後協力機構(ASPA)理事
豊田開吏/多機能学童保育広場すくっと代表
「ねぇ、何して遊べばいいん?」
私が企業に勤めながらこども達の放課後に携わるようになった頃、自由時間にこどもが発した言葉でした。「あぁ…大人がつくった受け身な放課後の時間は、こども達の遊びを失わせてしまっているのだな…。」と、愕然としたのを今でも覚えています。
このままではいけないと思い、学びの機会を重ねて、2014年4月に民間学童保育所『多機能学童保育広場すくっと』を開所しました。子どもたちが大人になり、放課後を思い返した時、「めちゃくちゃ面白い放課後だった」と、言えるような場所があったら良いなぁという想いからのスタートでした。
遊びって、実は、学びの要素がたくさん詰まっています。縄跳びを跳べば悔しくて粘り強く練習し、ケンカで腹が立てば感情をコントロールし、誰かが一人であれば「遊ぼう」と手を差し伸べ、ドッジボールをすれば自ら線を引きチームを分けて作戦を立てる。楽しく自発的にこのような「遊び」ができるって、最高の「学び」なのです。
皆さんは子どもの頃、どのような放課後を過ごされていましたか?
現代の子どもたちが大人になった時、思い出すだけでワクワクするような放課後を一緒につくっていきませんか? ASPAが、放課後を面白いものにするためのお手伝いをしていきます!
みんなで考えればきっと、もっと面白いものができると信じています。