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- コラム
「また明日!」明日を楽しみに毎日通える場所
2024.06.27立目 佳瑞美(たつめ かずみ)/荏原児童クラブ元気フレンズ支援員
「元気フレンズソーラン!!」
「オーー!!」
劇場に響き渡る大きな掛け声。子どもも大人も本気で取り組む一大イベント『元気フレンズ発表会』は、夏休みに保護者のみなさんや地域の方、学校の先生方を招き、大きな舞台で行う発表会です。
この発表会を中心に、他にも年間を通して様々な場で子どもたちが取り組んできた成果を披露する場を設けており、地域の方から出演のオファーを頂くことも。そのおかげか子どもたちはヤル気に満ち溢れ、ダンスに留まらず、コマやけん玉、ディアボロ、劇、歌…等、幅広い分野でそれぞれが見つけた好きなことに没頭します。
中には技を極め、達人級レベルの子も。日々の遊びの中から好きなことを見つけ、目標を持って前向きに一生懸命取り組んでいる姿を見ると、「毎日通い一緒に切磋琢磨できる仲間がいるこの児童クラブという場所だからこそ成せることなのかな。」としみじみ感じます。
もちろん“楽しい”ことだけでなく、辛い事や納得できないことなど、多くの困難にぶつかることもあります。一緒に進めていく仲間と意見が別れたり、すれ違いがあったり…そんな中で、ひとつのことをやり通す大変さを知りながら最後まで責任を持って取り組み、一丸となってやり遂げた姿は自信に満ち溢れ、一回りも二回りも成長を感じます。
自分ひとりでは得ることができない、集団活動だからこそ経験できること。児童クラブの魅力だと思います。
「また明日!」と明日を楽しみに毎日通える場所。子どもたちにとってかけがえのない居場所となっていると肌で実感できる、そんな児童クラブでありたいと思っています。